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    『痛風二十二年物語』 二十話

    • 2015.06.12 Friday
    • 18:08
    JUGEMテーマ:こころ
     

    『痛風二十二年物語』二十話

    晴れ渡る山の稜線に立たせて

     

    4/15(水曜日) 

    入院7日目を迎えた。

    前日、胸部に探触子を押し当て、

    いろいろな方向から心臓を観察する、

    心エコー検査を行った。

    3040分間、かなりきつい検査だった。

    この日、H先生が言うことに、

    これで一通りの検査を終えたようだ。

    処方する薬も決まり、これを服用することで、

    身体全体の痛みも徐々に和らぐようだ。

    H先生は、私の面倒をよく見てくれた。

    忙しい外来診察が始まる前、また終えた4時ごろ、

    来てくれた。

     

    「小林さんどうですか・・・。」

    「はい、身体の痛みがかなりとれてきました」

    「そう、ずいぶん楽になったみたいね・・・」

    家内がつづけた。

    「そうですか。」「熱も平温に戻ったようですね・・・」

    カルテを見ながら、彼は 頷いた。

    昨日の検査結果がでましたが・・・こちらの方も

    特に問題はなかったです。」

    総合的には、肝機能が少々弱っていますが、

    しばらくは、処方した薬を飲んでもらって、
    様子を見ましょう。」

    「はい!分かりました。」

    「先生どうもありがとうございました。」

    家内が応えた。

     

    H先生の白い背中を見送ると、家内と顔を見合わせた。

    「良かったわね。」

    「ああ、良かった。」

    「一つ二つ、悪いところが見つかると思っていたしな・・・」

    「・・・・・」

    家内の顔に、安堵の表情が浮かんだ

    私も、そんな顔をしていたろう。

     

    そもそも、入院を決意したのは、

    家で養生する限界を超えていたこと、

    家内にも子供達にもこれ以上 心配かけたくなかったし、

    私自身、病患の一つぐらい、あるのではないか・・・。

    そんな考えからだった。

    今日、H先生の話しは、

    私たち二人を、

    久しぶりに、
    “晴れ渡る山の稜線に立たせてくれていた”  

     

    ― 続きは今度。よかったらまた読んで下さい。―

      

    どんどん 歩けるように なるから ・・・ サア!

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    http://ameblo.jp/22nen-story/

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                    い い 汗 か い て る よ


     

     

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