『痛風二十二年物語』十四話

  • 2014.09.01 Monday
  • 17:44
 

『痛風二十二年物語』十四話

“ 糖尿リュウマチ科 のH先生 ”

4/23 (水曜日)

「小林さん!・・・」Hです。
H先生が 看護師を連れてやってきたのは 昼前だった。

いつの間にか、うとうとしていた。
「ねえ、パパ・・」家内に揺すられ、我にかえった。
H
先生は、糖尿リュウマチ 科 の専門医だった。

大病院には、“痛風”リュウマチ科? はさすがになかった。

「小林さん、これから採血しますので、お願いしますね。」

看護師が 点滴とは反対の腕をとり、採血に取り掛かった。

「小林さん、これからしばらくは、色々な検査が続きますので、

しんどいかも知れませんが、頑張って下さい。」

「熱がありますのでね、これが何処から来るものなのか、
分からないんですよ。」

「疾患系の熱なのか・・・」「他に何かあるのか・・・」、

「とにかく調べてみましょう。」

「検査は 明日から始めます。ナースが呼びにきますので
それに従って下さい。」

「分かりました。宜しくお願いします。」

「どこから 検査するのかしらね。」家内が言った。

「一つ二つ、悪いところが 見つかるかも知れないな。」

この際だから、色々 診てもらってはっきりすればいいと思った。

しばらくして、昼食が 運ばれてきた。

配膳盆が サイドテーブルに置かれた。

バターロールと 小振りのオムレツ、野菜サラダとグレープフルーツが 一切れ、そして 牛乳パックだった。

どれも軽いものだったので、
家内が食を勧めてくれたが、食べたくなかった。

「牛乳だけでも飲む?」首を振った。

それとは別に、吸い飲みの水が欲しかった。

病室は、朝と同様、給食の シンフォニー が カチャカチャ 響いた。

「ママ、ここへはどうやって来るの・・・」家内に聞いた。

「うん。西口へ出て、市民病院行きのバスがあるから、それに乗って来るのよ。」

来るのはよいが、帰りのバスの本数が 少ないようで、

四時過ぎにある便が、丁度いいようだった。

しばらくして、家内は家のことを片付けに再び 家に戻った。

また夕方来るとのことだった・・・。
ここしばらくは、勝手が分かるまで

家内になるべく傍に居て欲しいと思った。

病室を出る時、周りのベッドの患者さんに、
挨拶をしているようだった。

早く戻って欲しかった。

 

― 続きは今度。よかったらまた読んで下さい。―

満開に 切り株・・・ 
                             ” 満開に桜の木の切り株 ”  

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