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    『痛風二十二年物語』二十三話

    • 2015.12.12 Saturday
    • 16:18
    『痛風二十二年物語』二十三話

    歩行車をつかって歩き出す

     

    5/25 (月曜日) 

    四本脚の先端にキャスターの付いた歩行車で、

    トイレの行き来が始まった頃、あの忌々しい 尿道カテーテルも 外れたんだ。

    入院から十一日経っていた。

    歩けなかったのだから仕方ないが、

    看護師に下の面倒を見てもらわねばならず、これがとても情けなかった。

     

    歩行車の扱いも、最初はかなり難儀だった。

    間に合いそうもない時は 尿瓶を使った。

    歩行車はベットの横に常備した。

    まずベットに腰かけ、

    両足を床に下ろし、スリッパを履くことから始まった。

    今までほとんど 横になっていたため、両足の筋肉はすり落ち、かなり細くなっていた。

    足裏やひざ関節、肩関節や腕にかけ、極端な痛みは無くなったが、

    歩行車をたぐり寄せ、この蹄鉄型の肘受け部分を握り、バランスを取りながら、
    下ろした両足裏にゆっくり体重をかけ、

    この中へ身体をもっていくまでが、

    あちこちに痛みが走って、冷や汗をかいた。

    そして、この肘受け部分に両腕をかけて握り、

    上体をまえかがみに 任せるようにして、立つのである。

    そして、両足を少しずつ動かす。

    歩行はすり足だったが、体重が全てかかるわけでなく、

    痛みはわずかだった。

    こうして、そろりそろりと・・・。

     

    トイレには、ここかしこに、十分な手すりが 付いていた

    歩行車から手すりに身体を預け、やっとの思いで用を足す。

     

    洗面台の鏡に、ずいぶん痩せこけた男が弱弱しく映っていた

    ― 続きは今度。よかったらまた読んで下さい。―
     

    どんどん 歩けるように なるから ・・・ サア! 

     ハンデ ウォーキングを スタート しよ う !

    http://ameblo.jp/22nen-story/
     

    街角 の ブーケ 
                    街角のブーケ

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